PCI Express
迂回せず高速転送
組込み型のビジョンモジュールは、画像処理の多くの分野、特にモバイル機器やエッジコンピューティングの分野でますます重要なコンポーネントとなっています。要求の厳しいアプリケーションにもカメラプラットフォームを提供できるよう、バルーフではクロスプラットフォームの高性能インターフェース PCI Express を搭載したカメラモジュールを提供しています。
PCI Express 規格は 2003 年に導入され、メインボードのチップセットと周辺機器の接続を定義しています。PCI Express は 1 接続あたり最大 16 レーンのポイントツーポイント接続で、レーン数が多いほど利用可能な帯域幅が大きくなります。
ダイレクトメモリアクセスが保証されているため、ほとんど待ち時間なくデータをメモリに直接転送することができ、総帯域幅20 Gbit/sの大部分を使用することができます。このため、このインターフェースは、高解像度、高フレームレート、カメラと評価ユニット間の距離が短い組み込みビジョン・アプリケーションに適しています。
利点
PCIeインターフェース搭載カメラには様々な利点があります。例えば、NVIDIA、ARM、x86をベースとした様々なプロセッサアーキテクチャが、提供されるImpact Acquire SDKによってサポートされます。GenICam GenTL Producerは、既存の開発との互換性を保証し、異なるハードウェアプラットフォーム間のスムーズな切り替えを保証します。 必要に応じて、カスタマイズされた接続ボードの開発も可能です。
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可用性
PCI Expressインターフェースは、すべてのマザーボードに搭載されており、組み込みボードへの利用可能性は常に拡大しています。 -
モジュラー・コンストラクション・キット
N4eモジュールキットは、様々な組み込みボード用に幅広いボードカメラを組み合わせることができます。 -
ダイレクトメモリアクセス(DMA)
PCI Expressは、実質的にレイテンシのないメモリへの直接データ転送を保証します。 -
互換性
Impact Acquire SDKは、幅広いプロセッサアーキテクチャに対応しています。
当社製品
N4eインターフェースに基づき、Impact Acquireは柔軟でモジュール化されたインターフェースコンセプトと適切な組込みビジョン構築キットを提供します。つまり、お客様のプロジェクト、設置状況、コンピュータ接続に適したコンポーネントを、幅広いオプションから個別に組み立てることができます。