16.03.2023
BVS Idenによる識別コードのキャプチャ、分析、検証
IdentSensorはProfinetまたはIO-Linkインターフェースで簡単なデータ転送が可能です。
光学識別コードとして標準化されたバーコードや2Dコードから読み取る情報により製品を識別することで、識別センサは製品の履歴を明らかにします。しかし、センサが製品や周辺環境について、さらに有益な情報を提供できるとしたらどうでしょうか?困難な照明条件の環境下でも固定式で使いやすいBVS Identは、高い読取り品質と堅牢性を備え、最新の機能で従来より幅広いデータを伝送します。
確実なコードの読取りと伝送
このセンサは、バーコードや2Dコード、DMCコードを正確に読み取るために設計され、プロセスやITのネットワークへ柔軟に接続できる通信インタフェースを備えています。コードの内容や特徴、品質に関するパラメータは、産業用の通信プロトコルを介して産業用のコントローラ(PLC)や上位のITシステムへ伝送されます。この目的のために、IdentSensorは最新の未来志向のプログラミングインターフェース(REST API、MQTT)と専用の産業用インターフェース(ProfinetまたはIO-Link、TCP、UDP)を備えています。
さらにこのBVS Identは、SAMS(Smart Automation & Monitoring System)に対応しています。これにより、装置のある現場からセンサのパラメータや追加された状態監視情報をいつでも読み出せたり、自動的に取得できたりします。ご覧のように、この光学識別センサには多彩な機能が満載です。
またBVS Identは、シンプルなUSBによるデータ接続でマニュアル作業でも使用できます。例えば、ERPシステム上で入荷した商品を記録したり、社内で部品を追跡する用途に最適です。これにより、すべての製造工程でトレーサビリティを確保することができます。
特徴
- 簡単な操作で確実なコードの読取り
- - ProfinetまたはIO-Linkのプロセスおよびデータインターフェースにより、シンプルでエラーのないインストールが可能です。TCPまたはUDP
- 障害の早期発見とダウンタイム回避:追加の状態監視情報を提供するSAMS (Smart Automation and Monitoring System)に対応
- REST APIやMQTTのIIoTデータインタフェースからデバイスに関する情報や状態データへITレベルからいつでもアクセス可能
- 末端までトレーサビリティ: BVS Identに搭載されたUSBインターフェースでマニュアル作業を補完