カメラコントロール
カメラと外部機器をコントロールするスマート機能
カメラから外部機器を制御したり、外部からカメラ内のアクションをトリガーすることができます:カメラ制御のための包括的なスマート機能を使用すれば、どちらも可能です。例えば、潜在的な性能を最大限に引き出し、セットアップを簡素化し、設置の手間だけでなく、ハードウェア、ソフトウェア、さらには開発コストを大幅に削減することができます。
カメラ制御のスマート機能一覧
カウンタ / タイマ / ロジック・ゲート
マイクロPLCまたはハードウェア・リアルタイム・コントローラと呼ばれるこれらのゲートは、タイムクリティカルなI/Oおよび画像取得制御を可能にし、PLC制御に取って代わります。
これらのゲートを使用すると、次のようなことが可能になります。
トリガ信号を柔軟に生成する
複数のカメラの同期
フラッシュや露光設定の異なる画像シーケンスを素早く生成
参照画像減算のための暗い画像と明るい画像の撮影
異なる波長(R/G/IR)の画像の露光制御
デジタル・フィルター回路(入力)による干渉の排除
このように、カウンタ/タイマ/ロジック・ゲートがフラッシュ・コントローラやその他の制御コンポーネントに取って代わり、カメラ・ソフトウェアを介してこれらのコントローラ/コンポーネントの便利な操作を可能にし、アプリケーションの配線を簡素化します。
イベント制御
この機能により、内部イベントの発生をホスト・アプリケーションに通知できます。トリガーとしては、センサーの露光終了(Exposure End)、デジタル入力の立ち上がり(Rising Edge)、フレームの終了(Frame End)などが考えられます。このように、イベントコントロールはプロセスを最適化し、速度を向上させます。
レンズコントロール
ウィザードを使用し、フォーカス、ズーム、アイリスをスライダーで設定できます。
温度モニタ
カメラが最高温度でも最低温度でも安全に起動し、温度サイクル全体を通して完璧な画像を提供できるように、カメラのセンサが温度を監視します。プログラム可能なアラームにより、最悪の事態が発生した場合など、外部冷却対策の開始信号を生成することができます。
カメラ内のユーザーデータ
各カメラには不揮発性RAMメモリのフリー領域があり、シリアル番号などのお客様固有のデータを保存したり、設定データを保存することができます。