排気用ファンの状態監視
CMTK - Condition Monitoring Tool Kit
塗工後、銅箔とアルミ箔は乾燥プロセスに入ります。加熱段階では再稼働に長い予熱時間が必要になるため、ここではファンの状態が非常に重要になります。突発的な停止はコストがかかり、OEEも低下してしまいます。バルーフのCMTK(Condition Monitoring Toolkit)は、最大4つのIO-Linkマスタポートと見える化ソフトウェア、IO-Linkの接続数を拡張するIO-Linkゲートウェイ用のLANポートを内蔵したベースユニットで構成され、振動や温度などのファンの状態をチェックするだけでなく、間接的にサービスドアが正常に閉まっているかも確認できます。
特徴
- 装置やプロセスの監視に最適な標準化された技術を採用したレトロフィットのソリューション
- 最大4つのIO-Link対応センサを接続できる高い柔軟性
- プラグ&プレイによるシステムの試運転とデータの見える化
- 設定可能な限界値を超過した場合のEメールによる警告メッセージ出力
- クラウドや装置の正業システムから完全に独立した、独自のストレージを備えた自律型システム
- 社内ネットワークに統合すれば、どこからでもリモート監視
信頼性の高い状態監視を実現する推奨製品
FTT解析機能を内蔵した振動解析と接触温度
- 機能
-
Vibration analysis in time domain
Vibration analysis in frequency range
Rotational speed input
接触温度 - 振動、周波数帯
-
2...4500 Hz (±10 %)
2...6000 Hz (±3 dB) - 振動、測定軸数
- 3
- Vibration, measuring range
- -16…16 g
- 接触温度、測定範囲
- -40…+80 °C
- 定格動作電圧 Ue DC
- 24 V
- インタフェース
- IO-Link 1.1.3
- 接続
- コネクタ付きケーブル、M12×1 オス、4 ピン、1.5 m、PUR
- ハウジング材質
- Stainless steel 1.4404 (316L)
- 保護等級
- IP67、IP68、IP69K
- 周囲温度範囲
- -40...80 °C
- Secondary features
-
Identification
Device Discovery
Switching Counter
Logic Blocks
Operating Hours Counter
Boot Cycle Counter
Voltage and Current Monitoring
Pin Assignment - Secondary features for condition monitoring
- Internal temperature monitoring
その他の塗工・乾燥のアプリケーション事例
その他のトピック
Downloads
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