データと電力を非接触で伝送
迅速なツール交換
ロボットの動作半径が360度に拡大するので最大の柔軟性を実現
インダクティブカプラはロボットにとって思いがけない幸運です。インダクティブカプラはデータと電力を同時に、空隙を介して非接触で伝送するからです。その利点は実に大きく、様々な範囲に及びます。まず、ケーブル断線の危険が完全に排除されます。コネクタの機械的な接続がなく、ロボットは連続的に 360 度の動作半径を確保します。
Balluff の IO-Link 付きインダクティブカプラは迅速なグリッパ交換を保証し、システムの稼働率を高めます。信号はグリッパ交換後に直ちに伝送されるので、生産が中断されません。使用時の速さと柔軟性は頻繁なフォーマット変更をサポートします。そのため小ロットサイズでも効率的な生産が可能です。非常に魅力的:インダクティブカプラは機械的な摩耗がないので、メンテナンスフリーです。
このユニットは素早く分離可能で、機械設計に際してスペースに最大限のゆとりをもたらします。これまでアクセスしにくかったコンポーネンツを IO-Link で簡単に接続できます。IO-Link に対応したすべての機器は柔軟に非接触で IO-Link マスタとコントローラに接続されます。
データの双方向伝送が可能な双方向インダクティブカプラを使用すれば、アクチュエータとバルブターミナルを同時に制御し、信号を収集することができます。これらのバリエーションは IO-Link 機能全体をサポートするので、インテリジェントなセンサやアクチュエータにおいて非接触でパラメータ設定や診断を行うことが可能です。
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