17.06.2020
溶接環境対応シリンダセンサでインテリジェントな位置決め
プロセスの信頼性とシステム稼働率が向上
高温や飛散する火花の熱による損傷、センサやケーブルに貼り付く溶接スパッタ、自身の機能低下など、溶接工程はとても過酷な環境です。大きな溶接の電流により発生する磁界で、センサは誤作動するおそれがあります。私たちの溶接環境対応シリンダセンサ BMF 415KW を用いれば、問題ありません。エアシリンダ用に特化して設計されたこのセンサは溶接環境のアプリケーションに最適です。溶接火花に耐性を持つケーブルの搭載により、装置の稼働率向上に貢献します。
センサによる干渉高磁界の検出と抑制で、プロセスの安全性が飛躍的に向上します。
また、IO-Linkインタフェースにより、センサの状態や周辺環境の状態など、包括的な診断情報を取得することができます。
特長
- 交流 / 中波直流式電源回路の溶接電流が発する高磁界に対する耐性
- IO-Link タイプ:高磁界抑制時間を 50~1000 ms で設定可能
- 多様な仕様:M8 / M12 コネクタ、バラ線
- IO-Link を介した状態監視:信号品質、内部温度、稼働時間など
- TPU 素材やシリコン素材のケーブルによる溶接火花への耐性
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Weld-immune magnetic field sensor for intelligent position feedback