主軸のクランプ位置の監視
最新のマシニングセンタ内で、センサの設置スペースを確保することは非常に難しくなってきました。Balluff の誘導型ポジショニングシステム BIPは僅か14 mmや17 mmの距離を測定し、タイトなスペースでも完璧に統合できます。そのため、このセンサは主軸のクランプ位置監視に最適です。工具がスピンドル内で保持されているか、保持されていないか、あるいはスピンドル内に工具がないかを、このセンサ1つで監視します。例え主軸が回転していてもクランプ位置の継続的な監視は可能です。BIPは主軸内で、横を通過する金属カムの位置を直接検出します。測定範囲を柔軟に設定でき、繰り返し精度が高いため、プロセスの品質が安定します。IO-Link 対応のタイプは、配線の取り回しが簡単で、稼働中でも現場レベルからリモートで診断ができ、パラメータ設定も自動で行うことができます。