流体技術的な駆動装置を確実にオフ

空圧軸/油圧軸およびアクチュエータの安全性は、当社の電気的に絶縁されたセンサ/アクチュエータハブにより保証されます。このオールインワンソリューションは、1 つのモジュールでセンサとアクチュエータの両方を接続できるようにします。シリンダの位置フィードバックはセンサセグメントを介して行われます。

また、IO-Link I/O ハブは 2 つの電気的絶縁セグメントに分かれているため、アクチュエータセグメントを、個別に切替え可能な安全回路を介して確実にオフにすることができます。アクチュエータセグメントの供給電圧を確実に遮断するには、外部安全装置が必要になります。これは、EN62061 に準拠した SIL2 以下の安全機能モジュールを使用することで可能です。使用について注目すべき点は、 IP67 の堅牢な金属製ハウジングは特に厳しい環境にも対応することです。

IO-Link とステータス LED により診断が行えます。また IO-Link 信号品質を確実に監視することもできます。このモジュールを使用すれば、最大で 8 つのデジタル入力/出力の操作が可能です。IO-Link 接続が中断した場合は、出力が事前に定義された状態になり、IO-Link 接続が再確立されるまでこの状態が維持されます。機械のこの明確な状態により、接続が再確立されたときに原点復帰なしで直接再生産が可能となり、貴重な時間を節約できます。

シリンダ、グリッパ、またはキャリッジの現在の状態は、IO-Link ネットワークに組み込まれた SmartLight シグナルタワーにより、明確に可視化されます。

（1）IO-Link マスタモジュールと接続されたコントローラ（2）IO-Link マスタモジュール（3）センサ/アクチュエータハブ BNI IOL-355（4）分離されたセンサ/アクチュエータ回路による電源供給（5）アクチュエータセグメントを安全に遮断するための安全リレー（6）バルブブロック（7）油圧式アクチュエータ（例：位置検出用の耐高圧近接センサ BHS 付きシリンダドライブ）（8）空圧式アクチュエータ（例：磁気センサ BMF 付きシリンダまたはグリッパ）（9）システム状態を可視化するための SmartLight シグナルタワー